3世代ファミリーフォト

 

 

 

 

 

ファミリーフォトの出張撮影の際、時々、3世代のご家族、4世代のご家族の撮影をすることがあります。

たいがいは一番ご高齢のおじいちゃん、おばあちゃんの娘さんからのご依頼です。

その際に、

「父(母)も高齢だから、そろそろ遺影の写真を撮っておかなくちゃと思って(笑)」

なんてことを耳にします。

あるいは、おじいちゃん、おばあちゃんご本人から、

「あとで、1〜2枚でいいから、遺影の写真とってくれない?素敵な写真、残しておきたくて!」

と言われることもあります。

 

遺影なんて、ちょっと前までは ”縁起が悪い” と思われていて、タブーなことでしたよね。

でも、少しずつ意識も変わってきているのかなと思いました。

実際私も、2年前に母が他界した時に、遺影の写真に悩みました。

仕事柄、家族の写真はちょくちょく撮影していたので、数は沢山あったのですが、

母1人で撮影している写真はなかなかない…

このあたりは、今編集でどうにでもなるのですが、そもそも遺影の写真そのものに違和感を感じる。

遺影の写真て”背景を合成したバストアップの写真” が主流だと思うのですが、

もう少し自然な写真でも良いのでは?と思うのは私だけでしょうか?(笑)

新緑の中で、桜が綺麗なロケーションで大好きな場所で

撮影した写真の方が良いな!って思ってしまいます。

私自身、そういう写真を使って欲しいなって。

そもそも、ででん! ”遺影” っていう形で飾って欲しくはないですが(笑)

素敵な写真をひっそり部屋の片隅に置いてもらうくらいがちょうど良いと個人的には思ってます。

 

 

 

 

 

”死”に関することは、なかなか家族間でも話すことが難しい、タブーな話題でしたが、

”終活”なんて言葉もできてきたし、少しずつ意識も変わってきたのではないでしょうか。

「遺影の写真撮るよー」なんてなかなか言えないかもしれません。

でも、そんなことが言い合える家族って、逆に良いなって思ってしまいます。

そこを目的にしなくても良いと思うので、家族が集まるタイミング、

お子さまが生まれた時、七五三、入園・入学、おじいちゃんおばあちゃんの還暦、

古希や喜寿・米寿…いろいろなタイミングで是非家族それぞれのお一人の写真を残してください。

みなさん、写真撮影の際は大概お子さんが中心になってしまって、

「私はいいわ〜」って言われる方が殆どです。

もちろん、家族の主役はお子さま!

それはゆるがない事実なんですが、死は誰にでもいつ訪れるか分からないもの。

”素敵な写真を残しておく” っていうのは自分のためではなく、

残された家族のためなんです。

これは私が母を見送った時に痛感したこと。

そして、私自身の課題でもあります。

写真を撮る側に回ってしまうと、なかなか自分の写真て撮らないですよね。

もう何年も撮ってない、なんて方も多いのでは?

是非みなさん、自分の写真も撮ってくださいね。

これは意識しないと出来ないこと。

季節ごと、年に一度からでも良いと思います。

是非意識してやってみてください。

 

 

 

 

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